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たこ焼きとラフランス

僕のエリザベス

エリザベス、君は美しい。


君は僕を暖かく包み込んでくれる。


エリザベス、僕のエリザベス。


僕の指にもてあそばれ君は悶える。


エリザベス、朝起きたとき君を見る。


寝相が悪い君を、僕が優しく撫でてあげる。


愛しいエリザベス。


ごめんよ、傘を忘れた僕が悪いんだ。


雨に濡れたエリザベス、君は美しい。


美しいエリザベス。


着飾らなくてもいいんだよ。君はそのままが一番美しいんだから。


僕のエリザベス。


固い大地の上に立つ君は力強い。


でも最近すこしやせたかな。


エリザベス、僕の天使。


風に吹かれ舞い落ちたエリザベス。


君もまた、僕を置いて行ってしまうのか。


エリザベス、はかなくも美しい。


どうかいつまでも、僕を暖かく包み込んでおくれ。


エリザベス、僕の希望、我が命の灯火。




エリザベス、僕の髪。

どうかいつまでも、僕を暖かく包み込んでおくれ。











あとがき

テストの終了後、目の前に一本の髪の毛が落ちてきた。その時僕は気付いた。君の名前はエリザベスだと。
うん、瞬間的にエリザベスっていうのが頭によぎったのは本当なんだ。
そのまま髪とエリザベスを結び付けてしまったのだ。
その後、髪の毛エリザベスという名前をつけて生活してみる。
「今日はエリザベスがボサボサだな」
「やべ!雨だ。エリザベスが濡れちまうよ」
「・・・エリザベスが7人失踪した」

あぁ、これはひどい・・・。もうね、書いてしまおうと思ったのだ。後悔はしていない。それで俺の髪が元気になるわけでもないし。
親父は高校から禿げて、母方の血で少し和らいだがもう少しでエリザベスの過疎化が始まるであろう。
髪が生えるというならエホバでも創価でも信じてやるよ。


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